少し前までIT関係の企業で働いていたのですが、その会社ではチームメンバーの誕生日にサプライズプレゼントをします。
誕生日のあたりになると、お祝いしてもらえるという事は予測がつくのですが、いつどうやってお祝いしてもらえるかが毎回わからないんです。
ケーキと花束、シャンパンにクラッカーなどを準備するのは当たり前。
時には前日から誕生日の人の机を飾り立てたり、お菓作りが得意な人が豪華なケーキを焼いてきたりします。
サプライズのタイミングは出社時、ミーティング終了後、帰宅間近の時間を狙うなど様々です。
こんなサプライズバースディには決まりがあり、
1、チームのスーパーバイザーが中心になって企画すること。
2、みんなでカードに寄せ書きをし、会社からのプレゼントの商品券と一緒に渡すこと。
3、渡すときには忙しくても仕事の手をとめて、誕生日の人の席まで行き、みんなでハッピーバースディを歌うこと。
毎回恒例となりつつあるバースデーサプライズのある会社でしたがチームごとにタイミングも祝い方も違い、飽きることがありませんでした。
そんな会社で一番気合が入るサプライズは誰かがチームを辞めるときでした。
人望がある人が会社を離れるときはサプライズが大きくなる傾向があり、数日がかりで準備することもありました。
私も最近この会社を退職してしまったのですが、私もチームメンバーから泣けるサプライズをしてもらいました。
私が受けたサプライズプレゼントは、大好きなミュージカルのチケットと共にあたたかいミュージカル調のお別れのメッセージが添えてありました。
事前の下調べと、私のあいている日を直前に違う方法で聞きだしていて、その日のチケットを購入しプレゼントしてくれた時には、後輩のチームワーク力を感じました。
恋人からのサプライズも嬉しいですが、一緒に働く人からのサプライズも嬉しいものです。